疲れ気味の方、必見!効果抜群で手軽なおすすめ疲労回復ドリンク9選

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

疲労回復ドリンク

「最近、連日連夜仕事が遅くまでかかり、そろそろ疲れがたまってきているのが気になっている。」
「休日にスポーツをして肉体的に疲れている」
「動いてないのになんだか疲れる」

こんなお悩み、ありませんか? こんなときには、今すぐにでも疲れを解消して、すぐにエネルギーをチャージできる疲労回復ドリンクでもあれば…とお探しのことでしょう。

本当に疲労回復するには、食事と睡眠が必要不可欠。けれど、仕事終わりや、連日の深夜残業続きで、さっと飲んで疲れを解消し、回復した状態で明日の仕事に元気に立ち向かいたいという方も多いはず。そこで、おすすめの疲労回復ドリンクをご紹介します。

目次
1.疲労回復ドリンクの誤解

1-1.栄養ドリンクは疲労回復効果がない?
1-2.カフェイン飲料にも注意を
1-3.手作りが一番手軽!?

2.疲れ別!手軽に作る疲労回復ドリンク

2-1.仕事や生活上での疲れ・慢性疲労
2-2.スポーツなどによる肉体の疲れ
2-3.運動不足なのに疲れるとき
2-4.即効性が欲しいとき

3.手軽に買える疲労回復ドリンク
4.疲労回復のために合わせて行いたいこと
5.まとめ

1.疲労回復ドリンクの誤解

1-1.栄養ドリンクは疲労回復効果がない?

疲労回復できるドリンクといえば、真っ先に思い付くのが栄養ドリンクです。コンビニエンスストアで手軽に入手できることから、お疲れ気味のあなたはすでに試したことがあるかもしれません。

しかし、最近では医学研究の結果、栄養ドリンクの疲労解消効果は証明されていないことや、よく含まれる「タウリン」にも疲労回復効果が科学的に立証されていないことが知られるようになり、その効果に確証が持てなくなりました。

また、多くの栄養ドリンクに含まれているカフェインも、過剰摂取の恐れがあり、海外ではカフェイン中毒による死亡例やアルコールとの合わせ飲みによる精神的な暴走などが指摘されてもいます。

これでは疲労回復以前に、栄養ドリンクを積極的に摂取することはためらわれます。

1
photo by David Lisbona

1-2.カフェイン飲料にも注意を

では、コーヒーや緑茶などのカフェイン飲料はどうなのでしょうか。確かにカフェイン飲料を飲むと、眠気が覚め、シャキッとして疲労も感じなくなるような気がします。カフェインを摂取すると、脳内の疲労を感じる物質の働きの関係で、疲れを感じにくくなります。しかし、カフェイン摂取を繰り返すと、少量では脳への作用が弱まってしまい、かえって疲れを感じるようになります。そして、その疲れを解消するために、「まだ足りない」と過剰摂取につながる恐れもあるのです。

カフェインの疲労解消効果は一時的なものであるといえます。

1-3.手作りが一番手軽!?

では、本当に疲労回復できるドリンクとは何があるのでしょうか? 人が疲れを感じる原因にはさまざまなものがあります。そこで、今考えられている疲れの原因を解消する効果のある材料を用いて作るドリンクが、最も安全かつ手軽で早い方法といえます。

2.疲れ別!自分で作る疲労回復ドリンク

仕事の疲れ、スポーツ後の疲れ、運動不足の疲れ、即効性が欲しいときなど、疲れのシーンごとにおすすめの疲労回復ドリンクをご紹介します。いずれも手軽に手に入れることができたり、身近な材料で自分で簡単に作ることのできたりするドリンクばかりなので、ぜひ試してみてください。

2-1.仕事や生活上での疲れ・慢性疲労

●クエン酸ドリンク

疲れを感じたときになぜか酸っぱいものが食べたくなるのは、クエン酸が、細胞内でエネルギーを生み出すのに必要不可欠だからだといわれています。そこで、疲れたときにクエン酸を補うと、エネルギーが効率よく作られるようになり、疲労回復効果が期待できるといわれています。

【クエン酸が多く含まれるもの】
・レモンやオレンジなどのかんきつ類
・梅干し
・酢

【おすすめドリンク】
◆生絞りレモン、オレンジ、グレープフルーツジュース
b
絞り器で生のレモンやオレンジ、グレープフルーツなどを絞り、汁をグラスに注いでそのまま飲む。量が足りない場合には水や炭酸水で割る。甘みを足したい場合には、はちみつを入れるのがおすすめ。

出典:楽天レシピ

◆梅干しはちみつドリンク
梅干し1~2個を種をとり、お湯とはちみつで割る。

◆果実酢ドリンク
市販のりんご酢や梅黒酢、ブルーベリー黒酢などを水や炭酸水で薄める。

●ビタミンB1を含むドリンク

疲れ解消にいい栄養素といえば、ビタミンB群です。特にビタミンB1は、神経や筋肉の働きを助けて肉体疲労や肩こり、眼精疲労を解消する働きがあるといわれています。ビタミンB1は豚肉やうなぎなどに多く含まれており、サプリメントなどでも摂取できますが、ドリンクで摂取するのであれば、甘酒やフルーツジュースがおすすめです。ビタミンB群が豊富な甘酒は江戸時代から滋養強壮ドリンクとして飲まれていたといわれています。また、パイナップルとトマトにはビタミンB1が豊富なのでミキサーでジュースにして飲むといいでしょう。

【おすすめドリンク】
◆甘酒
e
市販の甘酒にヨーグルトや牛乳を足すと飲みやすい。
出典:暮らしのセレクト便

◆パイナップルとトマトジュース
c
パイナップルの缶詰スライス2枚とトマト1個を刻み、ミキサーで混ぜる。
出典・文典:お天気レシピカレンダー

2-2.スポーツなどによる肉体の疲れ

●クエン酸ドリンク

スポーツをすると筋肉が疲労し、乳酸が生成されます。クエン酸はこの乳酸の処理を早める効果もあるといわれているので、スポーツ中やスポーツ後にはおすすめです。

クエン酸のおすすめドリンクはこちら

●炭水化物×タンパク質

スポーツ後は、筋肉が傷ついているため、疲れを感じやすくなります。筋肉疲労の回復と共に、エネルギー源となるグリコーゲンを同時に増やすことが必要不可欠。そこで必要になるのが炭水化物とタンパク質です。これらを一緒に摂取すると、効率よく栄養素を細胞に取り込むことができるため、疲労回復効果が見込めるといわれています。

【おすすめドリンク】
◆桃(炭水化物)と豆乳(タンパク質)のジュース
白桃の缶詰と豆乳をミキサーで混ぜあわせる。

◆りんご(炭水化物)と赤パプリカ(炭水化物)とヨーグルト(タンパク質)のジュース
a
りんごと赤パプリカを刻み、ミキサーにプレーンヨーグルトとはちみつを入れて混ぜる。
出典:レタスクラブネット

2-3.運動不足なのに疲れるとき

●重層ドリンク

運動不足で動いていないのにもかかわらずなんだかだるくて疲れるという場合には、重層がおすすめ。運動不足や加齢で新陳代謝が悪くなっている状態というのは、疲れのもとである水素イオンが体内にたまっているといわれています。
重層は水に溶かすと、ナトリウムイオンと重炭酸イオンに分かれ、マイナスの性質を持つ重炭酸イオンが体内のプラスの性質を持つ水素イオンと結びつき、水素イオンを汗や尿と共に排出し、疲労回復効果が見込めるといわれています。

【おすすめドリンク】
◆重層ドリンク
1~2gの重層をコップ1杯の水に溶き、疲れた時に飲む。一日3gまで。はちみつも疲労回復にいいので加えてもOK
※塩と同じナトリウムを含むため、飲み過ぎには気を付けましょう。

2-4.即効性が欲しいとき

●はちみつドリンク

エネルギーを消耗し、素早く復活したいときは、はちみつが有効です。はちみつは果糖とブドウ糖でできている、構造が単純な糖類なので、体内での吸収が素早く行われ、効率良く疲労回復効果が得られます。さらにビタミンB1、B2、B6や、カルシウムなどのミネラルも豊富で、栄養的にも抜群にいい食材です。

【おすすめドリンク】
◆はちみつレモン
8
はちみつに疲労解消効果のあるクエン酸が豊富なレモンを合わせることで、より一層効果が高まります。
レシピ:はちみつ大さじ1、レモン汁大さじ2、水150ml
出典:pokka sdapporo

3.手軽に買える疲労回復ドリンク

疲労回復ドリンクを手作りする手間と時間を惜しむ方には、次のような市販のドリンクを、疲労回復に活用してみるのをおすすめします。

●メダリスト クエン酸コンク
conc_rj
出典:アリスト
疲労回復効果のあるクエン酸やはちみつなどが含まれているスポーツ時に最適なドリンクです。薄めて飲むタイプです。

●C1000 ビタミンレモン クエン酸
fig_vitamin_lemon_citric-acid
出典:C1000 ハウスウェルネスフーズ
ビタミンCとクエン酸1000mg配合で、スッキリと疲労回復が見込めます。

●甘酒
p_amazake
出典:月桂冠
酒粕のビタミンB1の疲労回復効果を、昔ながらの味わいを楽しみながら得られます。

●ハニードリンク
04292_l
出典:山田養蜂場

山田養蜂場のハニードリンクシリーズは、即効性のあるはちみつをおいしく手軽に摂取できます。その種類は、ゆずや生姜レモン、ブドウ、桃など豊富です。

4.疲労回復のために合わせて行いたいこと

疲労回復効果を狙ってドリンクを飲んだ後は、ぜひ他の疲労回復のための行動もあわせて行いましょう。ドリンクだけではどうしても完全に疲れ回復とまではいかないのが現実です。

基本的に、人が疲労を感じるときというのは、脳が疲労しているときです。肉体の疲れは、少し休んでいれば回復します。しかし脳波少し座っていれば疲れが癒されるというものではありません。脳は、睡眠によってのみ休息することができ、疲れが取れるのです。疲労を感じたら、まずは十分な睡眠を心がけましょう。

そして睡眠と共に欠かせないのが食事です。栄養バランスのとれた食事は、疲労回復に欠かせません。タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン・ミネラルといった5大栄養素をバランスよく摂取することが、疲労回復の近道です。ファーストフードやお菓子などの偏った食事ではなく、栄養バランスのとれた良質な食事を心がけましょう。

5.まとめ

すぐにでも疲労回復を望むのであれば、一時的な疲労回復ではなく、体に安全で、栄養価に優れた食材で作られたドリンクがおすすめです。今回ご紹介したものはいずれも簡単に作ることができるものや、手軽に入手できるものばかりなので、早速飲んで、明日の元気のためにパワーを補てんしましょう!

Pocket