産後2~6ヶ月以内に始めたい!骨盤矯正の3つの方法と効果

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SONY DSC 産後のプロポーションが崩れるのは心配ですよね。今すぐにでも骨盤矯正したい気持ち、分かります。 現に、産後すぐに骨盤矯正をしなかったことが原因で、プロポーションが崩れてしまい、後悔しているママも多いようですよ。骨盤矯正するチャンスを逃してしまうのだけは避けたいところです。 そこで、骨盤矯正はいつまでにやるべきか、その方法や費用・期間などを見ていきましょう。

目次

1.産後の骨盤矯正はいつまでにやるべきか?
2.産後の骨盤矯正をする3つの方法
3.プロの手で矯正してもらう
3-1.方法と効果
3-2.場所・費用・期間
3-3.探せるサイト 3-3-1.Google
3-3-2.治療院検索サイト
3-3-3.骨盤矯正サロン検索サイト
4.体操で骨盤矯正をする
4-1.方法と効果
4-1-1.時期別 骨盤矯正体操のめやす
4-1-2.骨盤底筋群を鍛えるエクササイズ
4-1-3.骨盤を締める体操
4-1-4.骨盤を締めるヨガ&ピラティス
4-2.場所・費用・期間
4-2-1.市区町村や子育てサークル主催の講座・レッスン
4-2-2.子育てサロンの講座・レッスン
4-2-3.エクササイズのスタジオ・スポーツクラブなどの講座・レッスン
4-3.探せるサイト
4-3-1.Google
4-3-2.ヨガ・ピラティスに特化した検索サイト
5.グッズで骨盤矯正をする
5-1.方法と効果・期間・費用
5-1-1.骨盤ベルト・ガードル・ショーツ
5-1-2.クッション
5-2.探せるサイト
5-2-1.All About
5-2-2.楽天市場
5-2-3.赤すぐnet
6.まとめ

1.産後の骨盤矯正はいつまでにやるべきか?

骨盤矯正をする時期は、産後2~6ヶ月以内がベストだといわれています。 女性の体は、妊娠中、「リラクシン」と呼ばれる女性ホルモンが分泌されることによって、靭帯(じんたい)が緩み、子宮が大きくせり出すと共に、骨盤が開いていきます。そして、出産時には赤ちゃんを産みやすいように、さらにリラクシンの分泌が高まり、骨盤が緩くなって開き切ります。そして産後、骨盤は徐々に自然と閉じていきます。 しかし、骨盤が閉じていき、硬くなっていく過渡期に悪い姿勢を取ってしまうと、骨盤は歪んだ形で硬く固定されてしまうのです。また、骨盤が緩い時期に何もしないでいると、骨盤が閉じ切らず、開きが残ってしまうこともあります。 よって、骨盤の緩みがまだ残っている産後6ヶ月目までに、骨盤矯正を行う必要があるといわれているのです。

2.産後の骨盤矯正をする3つの方法

すぐにでもはじめたい産後の骨盤矯正。大きく分けて3つの方法があります。 ●プロの手で骨盤矯正してもらう ●体操で骨盤矯正をする ●グッズで骨盤矯正をする

方法 具体的な方法例 効果 費用 期間
プロの手で骨盤矯正してもらう 整骨院・整体・カイロプラクティック 週1回を6~10回程度(3ヶ月程度)
体操で骨盤矯正をする エクササイズ、ヨガ、ピラティス 内容によって異なる
グッズで骨盤矯正をする 骨盤ベルト、ガードル・ショーツ、クッション 一時的

効果の面ではプロの手に敵うものはありませんが、費用や期間など、自分に合った方法で行ってみてください。 では、それぞれの方法について、さらに詳しく見ていきましょう。

3.プロの手で矯正してもらう

3-1.方法と効果

プロの手で矯正してもらう場合、整骨院や整体、カイロプラクティックに通うという方法があります。骨盤矯正用のベッドに寝て、手技などでプロの手によって直接行ってもらうことが多いようです。バキバキと音が鳴るような矯正ではなく、やさしく丁寧に行われることが多いので痛みなどは心配なく施術してもらえます。 効果は人それぞれのようです。施術を受けた人からは「左右のゆがみがとれた」、「立ち姿勢が美しくなった」、「これまで痛かった前かがみの姿勢ができるようになった」、「ウエストが痩せた」、「歪みによる背中や肩、頭の痛みもなくなった」などの声が挙がっています。

3-2. 場所・費用・期間

整骨院や整体などで骨盤矯正をするときにかかる費用は、治療院によって異なります。 例えば、初診料が2000~3000円程度、治療費は4000円程度、二回目以降は、5000円前後という治療院もありますし、1回3000円というところもあります。この場合、トータルで10回通ったとすると、3万円~6万円ほどと考えておきましょう。 整骨院や整体などで骨盤矯正をするときにかかる期間は、個人差がありますが、多くの場合、5回~10回通うと改善されるといわれています。例えば、週1回、週2回と都合に合わせて通えるというところもあります。週1回ペースで通うと、すべて終わるのに3ヶ月くらいかかると考えておきましょう。 産後は赤ちゃんもいますし、通いやすいところがいいでしょう。赤ちゃん連れOKなところがあればなおいいです。

3-3.探せるサイト

3-3-1.Google

自宅近くのところを検索してみましょう。 検索ワード例: 「産後 骨盤矯正 東京」 「産後 骨盤矯正 世田谷区」 「産後 骨盤矯正 整体 新宿区

3-3-2.治療院検索サイト

キュアネット 「こだわって探す」の「骨盤矯正」にチェックを入れて検索 治療院.net 地域を選んだ跡、検索条件指定のキーワードの欄に「産後」や「骨盤矯正」と入れて検索 骨盤矯正でも、産後の骨盤矯正を行っている治療院を選びましょう。「お子さま連れ歓迎」のところを選ぶのもおすすめです。

3-3-3.骨盤矯正サロン検索サイト

ホットペーパービューティー エリアから骨盤矯正サロンを探すことができます こちらも産後の骨盤矯正を行っているところを選びましょう。

4.体操で骨盤矯正をする

4-1.方法と効果

体操をして骨盤矯正をする場合、骨盤エクササイズ、骨盤ヨガ、ピラティスなどがあります。産後すぐは負担になりますので、時期によって、行う体操を選ぶ必要があります。 効果は人それぞれですが、接骨院で効果があると紹介されている運動もありますので、正しい方法で繰り返し行っていけば、骨盤矯正効果は見込めるといえそうです。

4-1-1.時期別 骨盤矯正体操のめやす

産後の体の回復スケジュールと共に、骨盤矯正体操をどの程度やっていいのか、またはやるべきかのめやすを確認しておきましょう。 ●産後翌日 出産では骨盤底がダメージを受けているため、回復までの産後1~2ヶ月間はできるだけ体を横たえて休むように心がけ、激しい運動はもちろん、重い荷物を持つことなども避ける。 もし運動を行うなら、産後翌日は、寝ながら手足の指をグーパー、手首・足首を回す、肩の上下運動、複式呼吸などにとどめておく。 ●産後1週間まで まだ足の開閉はせず、寝ながらお尻を上げたり下げたりする運動をゆっくりと。痛くない範囲で、足を閉じたまま左右に倒す運動も。 ●産後1ヶ月まで 骨盤底筋群が回復しつつあるが、完全ではないので無理して足の開閉や腹筋運動などはしない。寝ながら足を閉じたまま、お尻の穴をキュッと閉じる。そのまま足を上げる。寝ながら腹圧をかけて、頭や肩を上げるなど。 骨盤ガードルも控える。子宮や膀胱を下に押し下げてしまうため、かえって骨盤底筋に負担をかけてしまう。 ●産後3~4ヶ月まで 産後1ヶ月もたてば、そろそろ足の開閉を行える時期。骨盤底筋群、腹筋の強化や、骨盤のバランス修正を行う。できる範囲で、意識的に動かしてエクササイズを。(後ほど紹介する骨盤エクササイズを行いはじめて良い時期。) ●産後6ヶ月まで 骨盤を積極的に矯正するためのエクササイズ、ストレッチのほか骨盤底筋群や腹筋・背筋を強化する運動を行う。 ●産後6ヶ月以降 一般的な骨盤エクササイズ全般を行ってOK 時期に応じて、無理のない範囲で骨盤矯正エクササイズを行って行きましょう。 下記は、簡単にできる例です。

4-1-2.骨盤底筋群を鍛えるエクササイズ

・ハンドタオルを巻いたものを股の間の下に敷いて、椅子に腰かける ・両手を下腹部に当てて、膣と尿道を引き締める ・ハンドタオルを掴んで上に引き上げるようにヘソ側にぐーっと持ち上げる ・5秒間キープしたらゆっくり脱力させて10秒休む (これを10回1セットで行う) http://youtu.be/_sm7Qok5nHk?t=1m6s 文典:ベビカム

4-1-3.骨盤を締める体操

・うつぶせに寝て、息を吸って片足を内側にねじり、息を吐いて脱力する。 ・同じように外側にねじる。 呼吸の基本は「吸って動かし、吐いて脱力」 https://www.youtube.com/watch?v=pgGz_LLhrWw 文典:体の痛み治し方辞典ストレッチ体操まとめ

4-1-4.骨盤を締めるヨガ&ピラティス

・仰向けに寝て、足をそろえて膝を曲げる ・お尻を持ち上げて「橋のポーズ」をつくる ・足をしっかりそろえて閉じるのがポイント ・左右の腰骨を内側に寄せて、お尻の穴を中にしまって引き上げる 恥骨を持ち上げて息を吸って吐きながら腰骨同士を近づけ、脚同士を寄せて、骨盤を内側に引き寄せる https://www.youtube.com/watch?v=Et3u7Uqp830 文典:姿勢から美と健康を引き出すyoga pilates

4-2.場所・費用・期間

骨盤体操は、自宅で自分で行う場合には特に費用はかかりませんが、スタジオレッスンなどに通う場合には費用もさまざまです。大まかに次の3つの方法があります。

4-2-1.市区町村や子育てサークル主催の講座・レッスン

費用の目安:500~2000円程度 例) 調布市「産後ママたちの骨盤ピラティス(調布市民プラザあくろす)」 浦安市「子育てテラスふらっと ママの骨盤矯正」

4-2-2.子育てサロンの講座・レッスン

費用の目安:1回3000円程度~ 例) みひかるサロン ナオコボディワークス

4-2-3.エクササイズのスタジオ・スポーツクラブなどの講座・レッスン

費用の目安:1回3000円程度~ 例) inStyle豊洲スタジオ Studio Beaura 期間については、時期や生活に応じて人それぞれです。 通いやすいときに通ったり、月謝料を払って一つのプログラムに一通り参加してみたりと、生活に合わせて利用してみましょう。

4-3.探せるサイト

4-3-1.Google

自宅近くのところを検索してみましょう。 検索ワード例: 「産後 骨盤矯正 エクササイズ 東京」 「産後 骨盤矯正ヨガ 世田谷区」 「産後 骨盤矯正 ピラティス 新宿区

4-3-2.ヨガ・ピラティスに特化した検索サイト

●YOGA ROOM 東京都の骨盤矯正ヨガ 東京都の産後ヨガ ●Kirei Styleのヨガ・ピラティス教室検索 骨盤矯正ヨガ 初めてスタジオに入る人で心配な人は、体験レッスンが格安で受けられるところもありますので、利用してみましょう。

5.グッズで骨盤矯正をする

5-1.方法と効果・期間・費用

ベルトやガードルなどで骨盤周りに装着して、骨盤を直接固定して引き締める方法です。

5-1-1.骨盤ベルト・ガードル・ショーツ

骨盤が不安定、骨盤周りが痛いときなどに、一時的に使うのがいいといわれています。 長期間着用して、無理に骨盤を締めると骨盤に偏りが生じることもあるので、使用する場合は注意が必要です。 また、骨盤ベルトの場合、締める位置には気を付けてください。骨盤そのものではなく、股間の上をベルトが通るように巻かないと、骨盤が逆に開いてしまうのだそうです。 10分程度の短時間:しっかりと強めに締める 長時間(寝ているときなど):ゆるめに締める 例) ・トコちゃんベルトワコール「シェイプマミーガードル」 費用の目安:4000円~15000円程度

5-1-2.クッション

クッションだけでは骨盤矯正はむずかしいといわれていますが、しっかりと骨盤を支えて歪まないようにするものなら使用価値はあるといわれています。次のような条件のクッションを選びましょう。 ・ある程度硬いもの ・背もたれがついているもの ・お尻をしっかり包み込んでくれるタイプのもの ・目的が「骨盤矯正」のもの (背骨矯正、むくみ解消などを目的とするものもある) 例) 骨盤矯正クッション「p!nto」 ポルト 腰ラク骨盤クッション 費用の目安:8000円~14000円程度

5-2.探せるサイト

5-2-1.All About

All About「妊娠中から使える、人気「骨盤ベルト」着け比べ」 色々な骨盤ベルトを見ることができます。

5-2-2.楽天市場

楽天市場 産後用ガードルランキング 楽天市場 産後リフォーム用品ランキング 売れ筋ランキングから選ぶ方法もあります。

5-2-3.赤すぐnet

赤すぐnet  「産後引き締め下着」特集 工夫のきいた矯正下着が豊富です。

6.まとめ

産後の骨盤をしっかりと締めて、不調を防いだり、痩せやすい体にしたりする骨盤矯正にはさまざまな方法があることがお分かりになられたと思います。 できるだけ早い時期、産後2ヶ月後あたりからすぐに始められるように、事前にどの方法で行うのかの目星をつけておきましょう。 また、普段から足を閉じるようにする、座りながらお尻の穴をキュッと引き締める、ハイヒールは履かないなど、生活の中で実践できることもあります。 最適な時期に、最適な方法を行って、美しく骨盤矯正を行いましょう。

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