柔軟な体はメリットがいっぱい!体を柔らかくしたい人におすすめのストレッチ法

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

柔軟性のある体には、よいことがたくさんあります。では、実際、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ヨガのポーズ

  • 太りにくい
    体が柔らかいと血行がよくなり、基礎代謝が上がり消費カロリーも多くなるため、太りにくい体になれます。
  • 疲れにくい
    体が固い人ほど疲れやすく、持久力や集中力も低下しがちです。
  • 怪我をしにくい
    体が柔らかいと、スポーツをしてもあまり怪我をしません。
  • 老化予防に効果あり
    体を日常的に動かし、柔軟性を高めることで心身をリラックスさせ、緊張を解きほぐしてくれます。結果的に老化予防にも効果があります。

逆に体が固いと、さまざまな弊害が起こりやすくなります。

下半身をストレッチする男性

  1. 血行不良になりやすい
    基礎代謝が下がり、痩せにくい体になります。また、血流が悪くなると体が冷えやすくなり、脂肪の燃焼がしづらくなります。
  2. 疲労の回復が遅い
    体が固い人は常に筋肉に余分な力が入っているため、疲れやすくなります。筋肉が固いと血流やリンパの流れも滞りやすく、疲労物質が流れにくくなるので、疲労が溜まりがちです。
  3. 怪我をしやすい
    瞬間的な力が入ったところには大きな負荷がかかりますが、衝撃を吸収しにくい固い体はその負荷がより大きくなります。体が固い人はとっさの負荷に筋肉が耐え切れず、肉離れや靭帯損傷、ぎっくり腰などの怪我をしやすいのです。
  4. 腰痛や肩こりの痛みが多い
    血行不良と関係しますが、腰痛や肩こりなどの痛みが出やすくなります。
  5. 姿勢が歪む
    筋肉が固くなり収縮した状態が続くと、骨にも負荷がかかるようになり、骨の位置がずれていくので、結果的に体全体の姿勢が歪むことになります。

体が固くなる原因としては、運動不足、運動前後のストレッチ不足、緊張やストレス、老化などが考えられますが、一度固くなった体も効果的なストレッチを行うことで改善することができます。

ストレッチは効果的に行おう!

ストレッチする女性

体を柔らかくしたい!一番の近道は毎日のストレッチです。今までストレッチをやったことがない人でも大丈夫。特別な準備や場所も必要ないので、思い立ったら早速始めましょう。

ストレッチは行うには、お風呂上がりが最適。血行がよく筋肉がほぐれているので、無理なく始められます。とはいえ、毎日時間を決めてやるのは面倒な人は、気づいたときに行えばOKです。オフィスや椅子に座ったままでもできる方法もあるので、意識して行うようにすれば効果が期待できます。

ストレッチで大事なことは、どの動作もゆっくりと行うことです。勢いをつけて動かすと効果は薄く、最悪の場合、怪我にもつながりますから気をつけてください。

すぐできるストレッチ方法をご紹介

ここでは、誰にでもすぐにできる簡単ストレッチを紹介します。

  • 首のストレッチ椅子に座り、両肩をすくめるように上げ、そのまま3~5秒停止。力を抜いてゆっくり腕を下ろします。これを5回繰り返しましょう。次に首を前、後ろ、右、左の順に曲げ、3回繰り返します。最後に首を回し、反対方向にも回します。これを3回繰り返します。いずれもゆっくり行うことが大切です。
  • 腕のストレッチ腕を上げたまま真上に上げ、反対側の肘をつかんで斜め下へ引きます。次に、一方の腕を肩の高さまで真っ直ぐ伸ばし、腕を水平に保ちながら胸の前に引き寄せます。肘を反対側の肩に向けて引っ張るような感覚です。
  • 肩甲骨のストレッチ肩甲骨を上下に大きく回すストレッチを10回行います。ゆったり大きな呼吸とともに行うと、体が温まって基礎代謝もアップします。

A

  • 背中のストレッチ四つん這いになり、両手をそのままの位置に残し、かかとにお尻がつくまで下げていきましょう。次に仰向けに寝転がり、膝を軽く曲げた状態で手のひらを下に向けます。背中を丸め、足を頭の上にもっていき背中を伸ばします。最初は無理せずできる範囲で。続けていくと床に足がつくようになります。
  • 腰のストレッチ足を真っ直ぐに伸ばし、脱力しているときに息を吸います。腰を捻りながら息を吐き、そのまま大きな呼吸で姿勢をキープしましょう。無理せず、気持ちいいと感じる程度がベストです。
  • 股関節のストレッチあぐらをかくように床に座り、足の裏を合わせて足先を持ちます。そこから、背筋が伸びた状態で上体を前に倒していきます。頭を足に引き寄せるのではなく、お腹を足先に引き寄せるイメージで行うと効果的です。
  • お尻のストレッチ床に座り、左足を曲げて右膝の上に乗せます。そのまま右足を曲げ、さらに曲げた膝を少しずつ胸に近づけていきましょう。左のお尻の筋肉が伸ばされていくのがわかりますね。反対側も同様に行います。
  • まとめ

    どのストレッチ方法も難しいことはありませんが、勢いをつけたり、急いでやったりしないでください。体が硬くなっている人は特に気をつけましょう。呼吸を止めずに、ゆっくりと行うことがポイントです。まずは1ヶ月、そしてさらに続けていくことで必ず体は柔らかくなります。諦めずに根気よく続けてみてくださいね。

    Pocket