鼻が歪んでいるとはどんな状態のこと?
顔の中心にあって、その人の印象を決めるポイントになっている鼻。スッと鼻筋が通った鼻、高い鼻に憧れる人も多いと思います。バランスのいい顔は美人の条件ともいわれていますね。それとは逆に、鼻が曲がっているのが気になるという人もいるでしょう。実は、鼻は骨と軟骨で構成されています。鼻の付け根の固いところが鼻骨という骨で、そこから下にいくにつれ柔らかくなっていくと思いますが、それが軟骨の部分です。つまり鼻の骨はとてもデリケート。少しの衝撃でも曲がってしまうことが多いのです。
鼻が曲がっていることがコンプレックスになっている人もいますが、遺伝だから仕方ないと諦めるケースもあるようです。しかし鼻が曲がったり歪んだりするのには、遺伝的な要因だけではありません。たとえば、鼻をつまむ癖がある人は、知らず知らずのうちに鼻が曲がっていることがあります。すぐに曲がるわけではありませんが、長い期間、鼻に力が加わり続けた結果、鼻が変形してしまうのです。また、怪我が原因で鼻が曲がったり、形が変わってしまったりする人もいます。とくに軟骨の部分はとても繊細なので、外から強い刺激が加わると一度で形が変わってしまうこともあります。
鼻の曲がり具合にも、いろいろなタイプがあります。
・ストレート型
眉間から口にかけて真っ直ぐなラインですが、斜めに曲がっている形です。
・C型
眉間から口元のラインは真っ直ぐですが、間で左右どちらかによっていて、アルファベットの「C」を描くように曲がっています。
・S型
眉間から口元にかけて左右に1回ずつカーブしている曲がり方です。
曲がり方のタイプによってはあまり目立たないのですが、表情や角度によっては顔が歪んで見える場合があります。また、曲がっている(カーブしている)場所によって、鼻づまりになりやすい、鼻血が出やすいという人もいるようです。
また、鼻の曲がり、歪みは見た目の印象だけではなく、病気の場合もあります。たとえば、鼻中隔湾曲症という鼻が湾曲する病気があります。これは鼻の成長のズレによっておこり、大人になってから発症することがほとんどです。大きく曲がってしまうと、片方の鼻の穴が小さくなり、片方だけ鼻水が詰まったり、鼻血が出たりといった症状も。さらに進行すると炎症を起こし、慢性副鼻腔炎になるケースもあるので注意が必要です。この鼻中隔湾曲症は、自然に治癒することはなく、手術するしかないので、思い当たる症状がある人は、早めに耳鼻科で診察してもらいましょう。
手術、整体など鼻の歪みを治す方法について
気になる鼻の歪みですが、生まれつきのものだからと諦めていませんか?実は自分で曲がった鼻筋を通して、スッキリと高くできるセルフ矯正法もあります。その他の方法も含めてご紹介しますので、自分に合った方法を見つける参考にしてくださいね。
◎自己矯正
鼻筋が歪んでいたり、左右の穴の大きさが違ったり、曲がっていたりなどの悩みを持つ人が自分でできる矯正法です。
1.軟骨部分をほぐす
両手の人差し指と中指で、小鼻の付け根を挟み込み、ゆっくりと上に向かって円を描くようにマッサージします。5回ほど円を描いたら、少し上に指をずらし同様にマッサージを繰り返します。
皮膚に埋もれている鼻を上に引き出すようなイメージで、力を入れず優しくマッサージしましょう。
2.鼻の形を整える
両手の人差し指と中指で小鼻を両側から押し、10秒キープします。次に少し上に(外側鼻軟骨)指の位置を移動し、同じく両側から押して10秒キープします。さらに鼻骨まで指を移動し、同じく両側から押して10秒キープします。鼻を真っ直ぐ高く整えるようなイメージで行いましょう。
3.鼻を真っ直ぐ高くする
親指と人差し指の内側の第一関節で、鼻骨をつまむようにし、第一関節部分を鼻骨に密着させます。鼻筋を真っ直ぐ整えるように圧をかけ、10秒キープ。同時にもう片方の手根骨(手首の内側にある骨)を前頭骨(額の骨)に密着させ、鼻を引っ張り出すように上に引き上げ、圧をかけます。これも10秒キープです。指先や指の腹ではなく、親指と人差指の第一関節で矯正することがポイントです。
以上を毎日続けてみることで、鼻の曲がりや歪みを矯正し、整った鼻筋になってくるでしょう。
◎整体
セルフ矯正は根気よく続けることで効果が期待できますが、うまくできるかどうか不安、続ける自信がないという人は、プロにお任せするのもおすすめです。鼻だけを治すというより、顔全体の歪みを整えるとバランスのよい顔になります。
◎手術・美容整形
美容成形クリニックでは、ヒアルロン酸注射と手術の2つの方法が行われます。ヒアルロン酸注射は、手術では難しいわずかな鼻の曲がりを患者さんの気に入った形にすることができます。ただし極端に曲がっている場合に向いていない方法です。
◎鼻筋矯正グッズ
美容整形のテクニックをベースに、外側鼻軟骨、大鼻翼軟骨にピンポイントで押圧をかける矯正グッズも出ています。1日30分程度装着するだけと、セルフ矯正よりさらに簡単。価格も手頃なので、試してみる価値ありです。