原因は喉、鼻、それとも他にある?今すぐできる!いびきを改善する方法

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いびきってどうして起こるの?

Asian man is snoring in bed and his have sleep apnea, Health care concept.

自分ではわからないのがいびき。そばで寝ている人から指摘されて初めて、いびきをかいていることを知ることが多いのですが、一体なぜ、いびきをかくのでしょうか。その原因は、空気の通り道である上気道がさまざまな要因により狭くなることにあります。狭くなった上気道を空気が通るときに、摩擦音が生じることが多くなります。それがいびきです。上気道が狭くなる原因には次のようなものがあります。

・口呼吸

睡眠中に口で呼吸すると、重力で舌が落ちて上気道を狭くしてしまいます。口呼吸になる原因としては、アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎の影響が大きいとされていますが、最近では花粉症、鼻づまりも通りを悪くする要因といわれています。

・肥満

太ると喉まわりにも脂肪がつきますが、この脂肪が上気道を狭くしています。

・加齢

年をとってくると上気道筋が衰え、舌が気道深くに沈みやすくなり、気道を狭くしてしまいます。

・扁桃や口蓋垂

扁桃口蓋垂が大きすぎるために気道が狭くなっているケースです。手術で取り除く方法が一般的ですが、手術だけで完全にいびきが解消されるとは言い切れません。いびきの原因は複合的なことが多いので、肥満などの要因も取り除く必要があります。

・アルコール、睡眠薬

アルコールや睡眠薬には、筋肉の緊張をゆるませる作用があり、筋肉がゆるみすぎると気道が狭くなり、いびきをかくことがあります。

・疲労やストレス

体が疲れていると、喉まわりの筋肉がゆるみ、舌が喉の奥に落ち込みます。そのため、上気道が狭くなり、いびきをかくことがあります。

放っておくと命の危険も

軽度のいびきならばそれほど心配しなくても、原因となる要因を取り除くことで解消できますが、注意が必要ないびきもあります。それが「睡眠時無呼吸症候群」です。これは眠っている間に呼吸が止まる病気で、医学的には10秒以上気道の空気の流れが止まった状態を無呼吸とし、無呼吸が一晩に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上ある場合、睡眠時無呼吸とされます。

医療の現場―問診

睡眠中は日中働いた脳や体を休息させるものですが、その最中に呼吸停止が繰り返されると、体の中の酸素が減っていきます。そうなると酸素不足を補おうとして心拍数が上がるため、脳や体に大きな負担がかかってしまいます。その結果、強い睡魔や倦怠感、集中力の低下など、日中の活動にもさまざまな影響が出てしまうのです。判断力、集中力の低下により、交通事故や医療事故などにつながるケースも多く、問題になっています。また、睡眠時無呼吸症候群には、心臓病、高血圧、糖尿病などの生活習慣病にかかるリスクが高くなるなど、放置しておくと命に関わる病気につながることもあります。軽く考えずに早めに病院で診てもらい、適切な処置をしてもらいましょう。

なるべく早く適切な改善策をとろう

中には怖い病気と結びついているいびき。軽度か重度かに関わらず、できるだけ早く解消し、またいびきをかかないよう予防することが大切です。

そこでおすすめの改善策、改善グッズなどを紹介します。

鼻呼吸を習慣化する

口呼吸は舌が沈み込み、いびきを悪化させる原因になるので、鼻で呼吸できるよう改善しましょう。具体的には寝るときにサージカルテープを口に貼る、食事のとき、片方だけで噛まずに左右のあごを均等に使って食べる、ガムなどを噛んで咀嚼筋を鍛えるといったことを試してみるとよいでしょう。

顎をつまむ女性

肥満を改善する

首周りについた脂肪が気道を圧迫させる原因になっている場合は、まず体重を減らすことから取り組みましょう。カロリー管理、栄養バランス、適度な運動を組み合わせて、少しずつでも無理なく体重を減らしていくとよいでしょう。

横向きに寝る習慣をつける

仰向けに寝ると舌が喉に落ちて気道を圧迫してしまうので、横向きになる習慣をつけましょう。体が自然に横向きになるように工夫された抱き枕などは、横向きに慣れていない人におすすめです。

アルコール、タバコを控える(止める)

寝るときは筋肉がゆるみリラックスした状態ですが、そこにアルコールが加わるとさらにいびきのリスクを高めることに。とくに寝酒は控えてください。また、タバコによる刺激は気道に炎症を起こします。気道粘膜が傷ついてむくみが生じたり、気道壁が厚くなることで気道が狭くなったりすることが、いびきにつながります。できればタバコはやめたほうがよいでしょう。

マウスピースによる治療

いびきを防止する効果があるのが、マウスピースです。舌を前に引き出すタイプ、顎を前に引き出すタイプがあります。ただし、根本的な解決にはならなないので、防止しながら根本的な原因を治療として、後退した顎を前に出すという手術もあります。まずは専門医に相談してみてください。

CPAP machine sitting on a bedside table with blurred Middle age asian man sleeping in his bed wearing CPAP mask in the background

CPAP療法

経鼻的持続陽圧呼吸療法と呼ばれる治療法です。寝ている間に無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続け、気道を確保しておくもので、CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へ空気が送り込まれるシステムです。この治療法により、ほぼ100%の人がいびきや睡眠時無呼吸症候群が改善されています。しかし、これも根治療法ではないので、使用を止めると元に戻ってしまうことが多くあります。継続して使用する必要があるということですね。

整体でいびきを改善

いびきの原因は肥満や疲れ、ストレス、アルコール摂取、鼻腔の異常などさまざまですが、鼻や唇の歪みも原因のひとつと考えられています。そこで鼻や唇の歪み、首の歪みなどを整体によって矯正することで、いびきを改善する効果もあります。整体には自然治癒力を高める効果もあるので、いびきが改善されると、鼻炎や花粉症などの改善も期待できます。

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