今あなたに出ているストレス症状をチェックしよう!ストレッチ解消法も紹介

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医療イメージ―安心・安全サポート

1、気づかぬうちに、「ストレス」をため込んでしまってはいませんか?

うつ病や自殺が社会問題になる現代ですが、日々の生活の中でストレスを感じることはありませんか?いや、むしろないことの方が今は少ないかもしれません。

普通に生活していて、毎日がとても充実している!という人でも、何かの拍子に壁にぶつかることがあります。友達関係であったり、恋愛や家族関係であったり、仕事であったり、何の拍子でストレスを感じ始めてしまうかは、それこそ要因が多すぎて困ってしまうほどです。もちろん、適度なストレスは必要ではあります。ただ。ストレスを感じすぎてしまうと、精神的、肉体的に良くない症状がでてきます。そうなる前に、ストレスを感じている自分に気づくことが大切です。まずはストレスの要因から見ていきましょう。

悩む女性

<仕事>

連日の残業であったり、休日出勤を言い渡されたりするとストレスを感じますよね。そこまでブラックな企業でなくても、責任ある仕事を任せられたり、期日がある仕事を担当していたりすると、ストレスを感じてしまうこともあると思います。

<人間関係>

ストレスの要因にとして最も身近なものが人間関係。職場やプライベートにおいての人との関わり合いの中で、自分の思い通りにならないことから、悪いストレスが生じるようです。それは、友達関係であったり、恋愛であったり、なかにはお姑さんとの関係など家族の問題であったり、要因は様々ですし、避けて通れないものでもあります。

<育児>

今では女性だけでなく、「イクメン」など男性も育児に参加する世の中になっているので、女性だけの問題ではありません。子供が泣いたり、ぐずったりするのは時間を選ばないもの。特に、共働きの家庭の育児は夫婦間の問題に発展することもありえます。

こんな症状、現れていませんか?ストレスサインをチェックしましょう!

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私は大丈夫!と思っていても、気づかないうちに実は結構ストレスをため込んでいた、なんてこともあります。限界になる前にストレスサインをチェックし、今、自分がどんな状態にあるのかを知ることは非常に大切です。

では、ストレスを感じるとどんな症状があらわれるのでしょうか。ストレスによって現れる症状は【身体的な症状】と【精神的症状】の【行動的症状】の3種類に分類されます。

まずは、身体的な症状からご紹介します。

【身体的な症状】
・頭痛、頭重感
・目の痛み、疲れ目
・耳鳴り、耳閉感
・口の渇き、食べ物
・首の痛み、首のしれびなど
・息苦しい、深く息を吸えないなど
・動悸、胸痛など
・喉の詰まり、吐き気、お腹が張った感覚、便秘、下痢、おなら
・頻尿、血尿、残尿感など
・発汗、かゆみ、じんましん
・不眠
・食欲減退
以上の様々な症状が起こる場合があります。

次に【精神的症状】のご紹介です。
・気分の落ち込み
・楽しいと思えたものが楽しくなくなる
・集中出来なくなる。
・ミスが多くなる
・何もやる気が出ない
・わけもなく悲しい・さみしい
・小さなことが不安で仕方なくなる
・イライラする
・絶望感や無力感
・死を考え始める
以上の項目がストレスによって起こる場合があります。

最後に先ほど紹介した【身体的な症状】と【精神的症状】とは別に、より表面に現れ申告でもある【行動的症状】をご紹介します。

【行動的症状】
・アルコール依存症
・薬物依存症
・買い物依存症
・ギャンブル依存症
・危険行動(暴走運転や信号無視等)
・ストレスによる過食症や嘔吐
・痴漢や盗撮、などの性的逸脱行動
・暴言、暴力、喧嘩
・自傷行為(リストカット等)、自殺

【身体的な症状】や【精神的症状】は、ちょっとスランプに陥った時など、一時的にいくつかの症状が現れることもあるでしょう。しかし、スランプを抜けた後に尾をひかないのであれば、大きな問題はありません。しかし【身体的な症状】や【精神的症状】のほぼすべて当てはまる場合や、『依存症』や自分や他人への『暴力』といった形で【行動的症状】まで現れてしまっている場合は、本人だけでなく、周りも注意が必要です。

Business man afraid of his own shadow monster concept

ストレスは人によって感じ方は様々です。もしあなたが、最近ちょっとストレスを感じすぎているなと感じた場合は、ぜひストレスチェックをしてみてください。自分がどれだけのストレスを感じているのかというバロメーターにもなるのではないでしょうか。

身体を動かしてストレス解消!今すぐできるストレス解消ストレッチをご紹介

ストレスは身体に酸素を届かせ、血の周りをよくすることである程度解消することができます。今回は、そんな中でもストレス解消に役立つストレッチをご紹介したいと思います。

1、呼吸をゆっくりと行う

ストレスを感じると自然と呼吸が浅くなりがちです。「あ、自分、今ストレスを感じているな」と思ったときは落ち着いて深呼吸をしましょう。酸素の循環と血行をよくすることで、乳酸を排除し、筋肉の疲れやこりをほぐす効果があります。

2、ぶらぶら体操

考え事が重なって、なんだか煮詰まってしまったときは、ぶらぶら体操をしてみましょう。ぶらぶら体操のやり方はとっても簡単です。仰向けに転んで足をまげて浮かし、両手、両足をぶらぶらするだけ。全身の血のめぐりがよくなって気分がすっきりします。

3、 筋弛緩法

緊張でカラダがガチガチになる、という経験はありませんか?受験の前や大きな取引、提案の前は確かに緊張しますが、良い意味でストレスを感じるタイミングでもあります。もし極度の緊張がとれない時などは、筋弛緩法を取り入れてみましょう。

方法は簡単で、筋肉に「ギュッと」力を入れてみてください。力を入れる時間は5秒くらいで十分です。力を入れたら、一気に脱力!

筋弛緩法をすると、力が自然に抜けるのがわかり、爽快感を得ることができます。また、自分自身を落ち着かせコントロールする自律訓練法としても効果があるますので、是非マスターしてみてください。

空に向かって手を広げる女性

ストレッチをしなければ、とあまり気構えなくても大丈夫です。大きく伸びをしながら大きく息を吐く。それだけで構いません。特に需要なのが息を吸うことではなく『吐く』ことです。過呼吸になった場合でも、出産中のお母さんでも、とにかく息を大きく吐く。大きく吐けば、必然的に息を吸うことができます。ストレスを感じているなと感じた時は、とにかく『息を吐く』ことを意識してみてください。

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