背中ストレッチで柔らかく!背骨のゆがみを矯正し猫背を改善

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背中が丸くなるとこんな弊害が!

突然ですが、地球上に存在するものに平等に作用する、無視することのできない力があることをご存知でしょうか。その力によって人類が現在の生活スタイルにはめ込まれたと言っても過言ではないほど重要な、決して無視することのできない力が存在するのです。その正体は、【重力】です。普段は意識したこともないかと思いますが、良いに付け悪いに付け私たちの体に大きな影響を及ぼしています。そんな重力の影響を少しでも和らげようと、二足歩行になった人類の体の中で長い時間をかけて変化した部分があります。それこそが今回のテーマである、「背骨」に施されたS字の湾曲です。この湾曲が正常でないとうまく重力をいなすことができずに体の各所に弊害がもたらさされてしまいます。

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この状態は多くの場合、「姿勢が悪い」という言葉で一括りにされます。しかし「姿勢が悪い」と言ってもそのタイプは様々で、一概に解説することはできません。そこで今回は、悪い姿勢の代表例で日本人にも多く見られる背中が丸まった状態、「猫背」に関しての解説をしていきたいと思います。

猫背と聞いて、どのような状態かイメージできない人はいないのではないのでしょうか。とは言え、「周りに猫背気味の人もたくさんいるしそこまで気にしなくても良いかな」と背中が丸まったままの状態で放置してしまっている人もいると思います。しかし先程も言ったように背骨の湾曲は重力の悪影響を和らげるための構造、ここが正常に機能しないということはそのまま重力の過剰な影響を受け続けるということに他なりません。まずは背中が丸まった猫背の状態でいることによる弊害を見ていきましょう。

第一に見映えの問題が挙げられます。背中が丸まってしまっている人は覇気がなく、情けなく見られがちです。それによって人間関係や仕事で損することも多くなります。これしきのことで、と思われるかもしれませんが、決して無視できない問題です。

次に体の様々な箇所に不調が出てきます。代表例は腰痛、肩コリなどです。現在これらの症状に悩まされている方は、後述する背中を伸ばすストレッチを行うことで症状が改善されるかもしれません。

男性

また、血の巡りも悪くなります。背骨が丸くなると上半身の血行が悪くなり、脳が慢性的な酸素不足に陥ることも。そうなると頭は働かなくなるし、すぐにイライラするようになってしまいます。顔も血行不良になるので、顔色の悪化や肌あれなどの影響も出ることもあるのです。これらの影響は、うつむきがちな姿勢と相まって、雰囲気をより一層暗くする要因となります。もちろん内臓にも血が回らなくなるので、食欲不振や便秘と言った健康・美容の敵も立ちはだかることになります。

意外なところだと、猫背はメンタル面にも悪影響をおよぼすことが分かっています。常にうつむきがちな姿勢は気持ちをどんどん落ち込ませ、また肺が押しつぶされた形での呼吸になるので十分な酸素を取り込む事ができず、頭の中が自然とマイナスイメージで凝り固まってしまう様になるのです。

猫背を改善する簡単ストレッチをご紹介

前章で挙げた猫背による弊害。これを解消するためには、背中を伸ばす運動をすることで丸まった背中を正常な状態に戻してあげる必要があります。また柔軟性のある筋肉と言うのは緩衝材の役割をも果たしてくれるため、人体が受けるダメージを吸収してくれるようになり、関節や骨への負担を減らすこともできます。これからそのためのストレッチ方法をご紹介しましょう。なお姿勢の矯正や柔軟性のある筋肉の獲得と言うのは、一日にしてなるものではなく継続的に行うことが重要です。なのでここでは、肩肘張ることなく簡単にできる、続けやすいストレッチを中心にご紹介します。

ストレッチ

椅子を使うストレッチ

背もたれが低めの椅子を用意してください。その背もたれの上辺が自分の肩甲骨の下(下角)に当たるようにして座ります。後はその接点はそのままに、背中を大きく反らせるだけ。椅子に当てる肩甲骨の下と言うのは、多くの場合背骨の曲がりの頂点に当たると言われています。そこを支点に背中を反らせることで、背骨を真っ直ぐにしてしまおう、というのがこのストレッチです。ストレッチポールを敷いて寝たときと同じ効果が得られますので、手軽にストレッチしたい!という方におすすめ。

床で行うストレッチ

正座の状態で床に座って、腕を上に上げます。そのまま上体を前に倒していき、両手がついたら「お尻は後ろに、肩甲骨は下に」を意識しながらリラックスします。イメージとしては深い土下座ですね。両方の肩甲骨を寄せるようにするのがポイントです。

壁を使うストレッチ

自分の胸から腰の高さの壁に手をついて立ったら、上半身を下に沈めるように倒していきます。姿勢的には先程の床を使う方法と似ていますが、こちらの方が下にスペースが出来る分深く伸ばせる&胸のストレッチにもなる、という効果があります。

立ったまま行うストレッチ

両手を後ろ手で組みます。その組んだ手を上に上げると同時に上体を倒し、背中を反らせましょう。やはりこちらも肩甲骨を寄せるようにしながら行うのがポイント。肩周りのストレッチにもなるので、デスクワークで同じ姿勢を取り続けたときなどに、トイレのついでに行うといいでしょう。

OL・デスクワーク

ストレッチを行う際は、適切な強度で行いましょう。具体的には「痛気持ちいい」くらいが最も効果があると言われています。弱すぎて何の刺激も受けなかったら意味がありませんし、強すぎたら腱や関節を傷める原因になってしまいます。日常の中にこれらのストレッチを取り入れて継続的に背中の姿勢を矯正していき、キレイな湾曲のある正常な背骨を目指しましょう!

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